2000年 「平成茶摘み唄事情」挿入歌
作詞 朝隈克博
作曲 田中祥弘
この郷を歩きはじめて 報われる日々を想う
夢も祈りも大地にしみて 土が命を生む
青葉ひとひら噛み締めて ゆく雲を空に見ている
日なたの道をはだしで走り 信じる人と笑う
報われるこの郷を寿(ことほ)いで
祭り囃しに酔え
暮らしのしわをいくつも刻む
その手は今報われた
この郷が空を写して 空が郷を包んでいる
まばゆいほどに日ざしを浴びて 芽吹く命がある
光を運ぶ川をみて その音を風に預ける
かたわらでいつも微笑む人の 温もりを感じていた
報われるこの郷を寿(ことほ)いで
祭り囃しに酔え
生きてくために幾夜も泣いた
涙は今報われた