2005年「ほたるかえる」挿入歌
茶つんてごなよ
一芯二葉の茶の芽があふれ
八十八夜が過ぎればよ
吾っ娘はむっかるっど
今年(ことい)ずいはよ
たすきをっかくれば馬子にも衣装(いしょ)か
姉さんかぶいにヒバリも惚れて
吾っ娘の茶つみ唄
浜ん風がよ
知覧の大地を白岳ずいなぜて
八十八夜を告ぐればよ
吾っ娘はおーらんど
そいどんおんじょはよ
吾っ娘とひとっじょん育てた茶の木
来年(でせん)もよか茶がでくればよ
天とさんぬ拝んど
むかれた吾っ娘よ
嫁入り道具の茶箱をあけちゃ
里ん畑に夢ゆめ戻り
おんじょのかせをする
知覧のお茶はよ
かざもよかれば味もよか
八十八夜の畑で飲めば
聞こえる茶摘み唄